冬になるとスノードームのアイシングクッキー等、飴を使ったアイシングクッキーが登場します。

以前からこの飴（イソマルト）を使ったクッキーに興味があり、試した事のあるMrs.OWLのフクロウ先生に度々質問を投げかけていたのですが、湿気に弱く、ベタベタしてしまって扱いにくかったようです。
それでも私があれやこれやと聞くので、フクロウ先生が実験を始めてくれました。

イソマルトという飴細工に使われるものと、市販の飴ではどのような違いがあるのか・・・
透明度・色・味・乾燥時間・乾燥方法・・・
どうしたら上手くいくかをフクロウ先生が調べに調べて、その都度結果をLINEで報告してくれました。



その報告を聞いているうちに、私も研究に参加したくなり、翌日にフクロウ先生のお宅にお邪魔して参戦することに。

前日に料理教室があったので、イソマルトについて先生に聞いたところ、
「あれは湿気に弱いからね！扱いにくいよ。日本の気候に合ってない。」と言われ、「イソマルトより、私はパラチニットを使うね。」と教えてもらいました。

そのことをすぐにフクロウ先生に報告。

すると、その数時間後にはフクロウ先生がパラチニットをゲットしていてくれました。

さっそく翌日の朝から一緒に研究をスタート。



モールドに流し込んでみたり、クッキー生地と一緒に焼いてみたり・・・
パラチニットを中心に、イソマルトも使ってみながら、色んな方法を試しました。



結果的には、始めから粉々になっているパラチニットのほうが扱いやすく、低コストであり、味も悪くはない。
市販の飴でも代用は可能ですが、味付きのものは注意。（ミントのはすーっとした味のクッキーになりました。邪道ですが、まずくはないです。）あと、焦げやすいです。

それでも湿気には弱いので、一度サラサラに乾燥しても、すぐにまたベタベタになり始めます。

よって、乾燥剤を入れた袋にパッキングしておく必要があるようですが・・・いくら乾燥剤を入れても飴どうしはくっつくようです。

フクロウ先生のブログではさらに細かい研究報告をしてくださっているので、興味のある方はぜひ！

最後に、今回の研究で生産された飴を使って遊んでみました。



宝石のようです
飴を使ったクッキーはキレイで魅力的ですが、扱いにくいことが難点ですね。